東海社会学会 第2回大会
日程:2009年7月11日(土)、12日(日)
会場:椙山女学園大学 星が丘キャンパス
報告タイトル一覧
一般報告(第1部)
核被害からの地域再生:マーシャル諸島ロンゲラップ環礁の再定住計画にみる・・・竹峰誠一郎(三重大学)
森林の共同的利用・管理による所有権の相対化:林業振興地における木材の共同生産システムの構築を事例として・・・谷口雅哉(JA全農)
住民主導型市民農園の可能性:愛知県西尾市「楽農園」の事例から・・・松宮朝(愛知県立大学)
公害問題と都市づくり:四日市市を事例として・・・高娜(名古屋大学大学院)
一般報告(第2部)
インド「仏教聖地」構築の舞台・・・前島訓子(名古屋大学大学院)
教育の「地域内格差」問題へのアプローチ:名古屋市における地域の社会関係資本の検討・・・新城優子(名古屋大学大学院・日本学術振興会)
産業グローバル化先進都市における地縁的市民活動と公共空間:愛知県豊田市を事例として・・・丹辺宣彦(名古屋大学)
活動報告
リニモと交通まちづくり活動の現況と課題──リニモねっと、特定非営利活動法人リニモクリエイト・・・島田善規(リニモねっと 代表、リニモクリエイト理事長)
日本サードセクター経営者協会のねらい:NPO法施行10年の課題と今後の展望──特定非営利活動法人 市民フォーラム21・NPOセンター・・・藤岡喜美子
シンポジウム 東海社会の「地域力」を問い直す
報告者
中田実(愛知江南短期大学)
山田明(名古屋市立大学)
伊藤一美(NPO法人子ども&まちネット)
討論者
児玉克哉(三重大学)
上村泰裕(名古屋大学)
渋谷典子(NPO法人参画プラネット)
司会
山崎仁朗(岐阜大学・研究企画委員長)
シンポジウム趣旨
「リーマン・ショック」を契機とする世界同時不況以後、「元気なナゴヤ」という評価は一変し、東海社会の経済・社会構造の脆弱性が、むしろ指摘されるようになった。そこで、東海社会の「地域力」を改めて問い直し、将来へ向けて何を継承し、何を改革すべきかを考えたい。