東海社会学会 第6回大会
日時:2013年7月13日(土)
会場:日本福祉大学美浜キャンパス 12号館3階
参加費: 1000円(午後からのシンポジウム参加のみの場合は無料)


プログラム 
7月13日(土)
10:00-    受付開始【12号館3階】
10:15-12:15 一般報告部会(A)【12号館3階1231教室】
10:15-12:30 一般報告部会(B)【12号館3階1232a教室】
12:30-13:30 昼休憩(理事会【12号館1233教室】)
13:30-16:30 シンポジウム「東日本大震災と社会的弱者――震災から2年の現実といま わたしたちにできること」【12号館3階1231教室】
16:30-17:30 総会【12号館3階1231教室】
18:00-20:00  懇親会【12号館6階レストランPrimavera 1】

※12号館の1階・2階は生協の施設が入っています。
※会員控室は1232b教室(3階)です。
※昼食については、大会当日は1階生協食堂(11:30-13:30)、2階学生ラウンジおよびテイクアウトフード(10:30-13:30)が利用可能ですので、各自でお取りください。
※シンポジウムの控室および打ち合わせは、1243教室(4階)です。

 

・一般報告部会(A)司会:飯島伸彦(名古屋市立大学)1231教室 10:15~12:15
1.災害復旧・復興における地方議会の役割:東日本大震災・宮城県の被災自治体を事例として…辻岳史(名古屋大学大学院)
2.農に向かう多様な人々と新規就農者組織:豊田農ライフの会に注目して…中村麻理(名古屋文理大学)
3.高蔵寺ニュータウンの女性たちによるまちづくり活動…秋山幸子(愛知県立大学)
4.名古屋市における「都心回帰」と地域コミュニティ:現状と論点…丸山真央(滋賀県立大学)

 

・一般報告部会(B)司会:渡辺克典(立命館大学)1232a教室 10:15~12:30
1.健常者の障害者運動加入における事業性:NPO法人「わっぱの会」を事例に…伊藤綾香(名古屋大学大学院/日本学術振興会特別研究員)
2.すし業のマクドナルド化とすし職人の労働:「マック職」化と徒弟制の変容に着目して…王昊凡(名古屋大学大学院)
3.少年院における自己変容の可能性:演技論的側面に着目して…都島梨紗(名古屋大学大学院)
4.ことばの学習からみた技能実習生と結節点:名古屋南部ベトナム人の地域日本語教室を中心に…荒川孝之(東京福祉大学/名古屋ベトナムネット)
5.家族変動と「死の商品化」の国際比較に向けて:日本とトルコ の場合…安藤究(名古屋市立大学)

 

・シンポジウム
「東日本大震災と社会的弱者――震災から2年の現実といまわたしたちにできること」
1231教室 13:30~16:30

ポスター

<シンポジウム趣旨>
 東日本大震災から二年が経過した。広域性、甚大性、複合性(地震・津波+原発事故)の三つの特徴を有する未曾有の災害は、日本社会が抱える種々様々な問題を明るみに出して現在に至っている。社会学に留まらず、多くの学問領域で震災をテーマとしたシンポジウムやワークショップが開催されているが、本年度の東海社会学会大会では子どもや高齢者、障害者といった社会的弱者と震災をテーマに取りあげる。シンポジウムのタイトルは「東日本大震災と社会的弱者――震災から2年の現実といまわたしたちにできること」、報告者として成元哲氏(中京大学)、土屋葉氏(愛知大学)、日高橘子氏(名古屋市役所)の3氏にご登壇いただく。
 成元哲氏は原発事故後の福島において「福島子ども健康プロジェクト」という調査を行っておられるが、当日はその成果をもとに低線量被曝にさらされている子どもとその家族の実態についてご報告いただく。家族社会学および障害学をご専門とされる土屋葉氏のご報告は、障害をもつ当事者が発災から現在までどのように支援活動を繰り広げてきたかについてのものである。名古屋市から被災地(岩手県陸前高田市)に派遣された日高橘子氏からは、保健師として被災地で活動された経験を踏まえて報告を行っていただく。
 3氏ともに被災地における社会的弱者の実態を間近で見てこられた。当日のシンポジウムでは、参加者でその貴重な経験を共有しながら、活発な議論が展開されることを期待したい。

報告
成元哲(中京大学)
「終わらない被災の時間――福島県中通り9市町村の親子の不安、リスク対処行動、精神的健康度の社会学的分析」
土屋葉(愛知大学)
「障害をもつ当事者による/への支援活動――3.11から現在まで」
日高橘子(名古屋市役所)
「長期派遣保健師が行った被災地における社会的弱者への支援と課題」

討論者
松宮朝(愛知県立大学)
丸山真央(滋賀県立大学)

司会
西山八重子(金城学院大学)
黒田由彦(名古屋大学)

主催
東海社会学会

※シンポジウムのみの参加者は無料です。

 

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